今週の出来事を雑多に
今週は更新が少なかったので、今週あったこと、そこから思ったことをサクッとまとめます（更新メールでは一足早くお届けしました）。
振り返って分かったことですが、私にとっては「感謝」がテーマだったように思います。
ちなみに、この記事の写真は昨日の雨の風景です。しとしとと、雨が降る日が少なくなったなあと思います。昨日も地響きがするほどの雷もあったんですが、季節の変わり目らしくていいなあと思いつつ雨を眺めていました。今年は災害なく夏を迎えますように。
来週の星読みと魂の暦はこちら。
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今週あったワクワクの出会い
今週のはじめ、私は実家に帰っていました。そこでお会いしたのは日本の果物を海外へ輸出するお仕事を立ち上げた若いお二人です。
今、海外からわざわざ日本に来て果物を食べて帰っている方がいらっしゃるのだそうです。今っていうか、ちょっと前からなのかな。それぐらい日本の果物は美味しい、だけど既存の貿易に頼るとすごく高くなるから、自分たちで会社を立ち上げて海外に日本の果物を紹介・販売したいということでした。その新しい会社で、うちのミカンも扱いたいので詳しくお話を、ということで私も一緒にお話を伺いました。
ワクワクしませんか？ 私はとてもワクワクします。海外にも「美味しい！」を届けられて、それを見ることができたら、本当に心の底から嬉しいだろうなって思います。
私は家を出るまでミカン農家の家で育ちました。だからミカン農家の苦労は嫌というほど目にしてきました。光と闇という言葉で表せば、闇の部分ですね。私は闇の部分ばかり見て、言葉にしたり、聞いたりすることが多かったです。でも光と闇はセットです。闇があるということは、光もあるということ。
今回、まったく縁のなかったお二人が瀬戸内の小さな島に来てくれたことで、ミカンに囲まれたこの場所を「素敵です、素晴らしいです、また来ます」と言ってくれたことで、光の部分がとてもピックアップされました。普段言葉にすることの少ない田舎暮らしや農業の豊かな側面を、改めて知らされたように思います。
近すぎて気づかなかったこと
帰りの船の中でしみじみと「私は今まで生まれ育った環境に対して、いいところほど『言わなくても分かるだろう』で言葉にしてこなかったなあ」と思いました。
私はずっと、どうやったら幸せになれるんだろうかと考えてきました。その学びのなかで幸せになるために欠かせないことを知りました。
- 自分の欲求、願い、希望は自分で叶える
- 自分には才能や財産が既に備わっている（むしろ備わってる才能をフル活用すること大事！）
- 人生を、運命を動かすには、まず自分が動く
- 私は私のままで幸せになる（誰かになろうとしなくてもいい）
この２番目の才能や財産には、生まれ育った家や環境も含まれます。これは親が物理的な何かや財産を残してくれるっていう話ではなくて、ここで育ったからこそ身についたことも、あなたの財産なんだよ、ということです。
生まれ育った家や環境を、自分の才能や財産として見る。これは社会に出て、様々な知見を広めるからこそできることだと私は思います。いろんな家や環境がある、言葉ではなく、経験や衝撃として知るからこそ、本当の意味で「自分が育った家や環境」を客観視できるようになるのだと思います。
私は「今の自分ができる、社会への貢献ってなにかな」って思うとき、ここをすっぽり抜かしていたように思います。そして感謝も足りなかったなって。
私のThis is meシリーズは、私の故郷や家族に対する感謝の形のひとつとして書いています。でも、必ず書ききれないことが溢れます。だから言葉にできない思いを感謝にして祈ります。もともと雑な私ですが、ここは雑にしないように、惰性に流されないように、と思っています。
「おかーさーん！！」
今回帰省して母に「あの時のあれ超ムカついた！！」という話を２つしました。どちらも７，８年前のことです。でも、何度もふっと浮かんできては苦い思いをしていました。
私は「癒しが足りないのか、理解が足りないのか？」と思ってセルフヒプノやら瞑想やらしていましたが、癒える様子、思い出さなくなる、すーっと抜けていく感じがなく（苦笑）。よほど自分は執念深いのか、それとも気づいていないコンプレックスがあるのか（これはもちろんあると思う）と思っていましたが、今必要なのは違うアプローチからの「癒し」でした。
この件に関して、私にとっての「癒し」となったのは、母に分かってもらうことでした。
でも、どちらも母に関係していることではありません。それに私と母は感覚的なタイプが違いすぎて喧嘩もよくあります。それなのに、やっぱり「おかーさーん！」なんだなあって思いました。あれから一度も思い出しませんしね。母という存在はすごいなと思いました。
言えた から 癒えた のかもしれません。今まで「そんな些細な事まだ言ってるの？」と言われそうで言えなかったことだなと思い当たりました。
お子さんをお持ちの皆さん、皆さんも「母」です。母らしくとか、母としてとか、いらないです。そのままの姿でもう、子供にとっては「おかーさーん！」って駆け寄りたくなる存在なんだと思います。だから、いつも頼もしく笑っていてくださいね。
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