2019年蟹座の季節(6月22日~7月23日の星読み)

2019年蟹座の季節(6月22日~7月23日の星読み)

星の流れ

(2019/4/11 木星が逆行開始(2019/8/11まで))
(2019/4/25 冥王星が逆行開始(2019/10/3まで))
(2019/4/30 土星が逆行開始(2019/9/18まで))
2019/06/21 海王星が魚座で逆行開始(11/27まで)
2019/06/22 太陽が蟹座に移動
2019/06/25 18:46 牡羊座で下弦の月
2019/06/27 水星が獅子座に移動
2019/07/02 火星が獅子座に移動
2019/07/03 04:16 蟹座で新月(日食)
2019/07/04 金星が蟹座に移動
2019/07/08 水星が獅子座で逆行開始(8/1まで)
2019/07/09 19:54 天秤座で上弦の月
2019/07/17 06:38 山羊座で満月(月食)
2019/07/19 水星(逆行中)が蟹座に移動
2019/07/23 太陽が獅子座に移動

太陽が蟹座に入ります。ということは、夏至。太陽が最も長く輝く日です。そして、この日を境に昼の長さは短くなってゆきます。

先日「今は12年前のやり残しに取り組んでいるとき。あの頃やり残したことを修正し、バージョンアップしてるときです」とみずえさんから聞きました。なぜ12年前かというと、木星はひとつのハウスに一年ほど滞在するから。12年前の木星は、は今と同じ射手座にありました。

なので私も12年前、2007年を振り返りました。

私の12年前は、人生の立て直しが始まったとき、人生の転機から3年後です。この頃、私はずっと過去を見て生きていたと思います。自分が思い描いていた人生とは全く違うところに来てしまったことを、まるで「失敗した」かのように思っていたし、だからいつも自分に問いかけるのは「何が悪くこうなってしまったんだろう」でした。

私は言葉にはしないものの、強く誓っていたことがありました。それは「私は、私の罪を償わなければならない」です。人は根底に生きていることへの罪悪感を抱えている人も少なくないと思います。私は罪を償わなければならない、だから自分のやりたいこと優先しない、幸せを願わない。様々な形で自分を禁じていたと思います。

同時に、この頃よく声にしてつぶやいていたことがあります。

「どんなに暴れても、苦しんでも、腹は減るし眠くなる。それは私の体は生きているということ。
 生きるのに理由はいらない、だって命がここにあるということだから」

12年前の私は「明日も生きよう」と思っていました。荒れる日も落ち込む日もたくさんあったけれど、最後には「明日も生きよう」と思っていました。

今あの頃の自分に声を掛けられるなら、こう伝えたいです。

「生きることをやめないでいてくれて、ありがとう。
 明日も生きようと、毎日思ってくれて、ありがとう」

木星の逆行は2019/8/11までです。

双子座の季節の振り返り

では双子座の季節の振り返りから。

  1. 蟹座の火星とドラゴンヘッド → 行動と心の一致を意識して過ごしてください。選ぶとき決めるとき、そこに心はありますか?
  2. 双子座の太陽 → さまざまであることを楽しんでください。自分も、相手もです。自分がどう思うかではなく、目の前にある事実はどうかが大切です。
  1. 射手座を逆行する木星は特に「次の時代に飛び込んでいくために、今手放しておきたいもの」を伝えている
  2. 土星、冥王星の逆行はストイックに「自分の軸」を固めるための削ぎ落しや、向き合う時間が始まる

先に書いた木星の逆行(12年前のやり残し)を書いて気が付いたのですが、私の場合、行動と心の一致を図ろうとすると、12年前に築いた「生きていることへの罪悪感」を許して超えなければ、心の求めるものを見つけることはできなかっただろうと思います。ずっとこの罪悪感を抱えたままで、誰かが「あなたの罪は消えました」と救ってくれるまで耐えしのぐ生き方を続けながら、なんとか「生きづらさから脱却したい」「満足感を味わえる人生にしたい」と思っていました。

でもこれは、水の中で大きな石を抱えて「水面に浮上したい」と思っているようなもの。石を抱えているから浮上するのが難しいんだよと思いますが、その手を、指を、ひとつずつ解いてゆくことの意味を、当たり前のことに気づいてゆくことを、理解していくことが私にとっては大切な過程だったように思います。

太陽が蟹座にある時間

私はこの6~7月を、へその緒を切るような心が大人になるようなタイミングだと私は感じています。なぜなら、蟹座の向かい側にある山羊座には土星と冥王星があり、太陽と180度の配置になります。180度は対面の関係、お互いのことがよく見えているからこそ緊張する関係。ここを太陽が通過する季節が今年の蟹座の季節だからです。また、太陽が蟹座に入った瞬間のチャート(夏至図)では、蟹座がIC、山羊座がMCと強調されていることからも、へその緒を切るという言葉が浮かびました。

「へその緒を切る」「心が大人になる」というのは、早い話が「成長する・自立する」ということなんですが、私は成長や自立とは違うイメージを持っています。成長や自立って、来るべき時が来たら自然と乗っかってる摂理みたいに私は感じているところがあるんです。今年の蟹座の季節はそうではなくて、自らの手で区切りをつけること、自らが立ち位置や視点を変えることで、弾みがつく、区切りをつける、オチをつけて次に進むように思います。

7月に入ると星たちが一斉にサインを変え始めるので、6月中は前進している手ごたえは感じづらいかもしれませんが、7月に入ると同時に解放される感じ、のびのびした気持ちが日を追うごとに訪れそうです。このように書くと「6月はしんどくて、7月になれば楽になるの?」と思うかもしれませんが、今もまさにその時間にいるわけですし、その日常のなかで楽しいこと、嬉しいこと、驚くことなどなど様々な出来事があると思います。どんな時の流れの中でも、今の自分、今の気持ち、今の感覚にフォーカスを合わせることには変わりはありません。

先月、蟹座を含む水のエレメント(蟹座・蠍座・魚座)についてとても分かるなあと思ったお話を聞きました。聖書の一説「サマリアの女」です。

このお話のテーマは「渇き」です。自分が感じる渇きを誰かに癒してもらおうとする限り、その人の渇きは癒えることがありません。「渇いている」ことが前提の生き方、私=渇いているというあり方が、すでに渇きをもたらしているからです。ですが、イエスは言います。

この水(生ける水)―この世が与える水―を飲む者は、だれでも(例外なく)また渇きます。渇き続けます。しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇くことがありません(常習的な渇きをいやす生き方から解放されます)。わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます。

こちらのサイトがとても分かりやすかったのでリンクを貼っておきます。ちょっと長いですが、歴史背景も含めて読んだほうが分かりやすいです!

[blogcard url=”http://meigata-bokushin.secret.jp/index.php?%E4%B8%BB%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%8F%8B%285%29%20%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%A4%E3%81%AE%E5%A5%B3″]

私は称賛されたい、だから人を称賛しよう。この行為は人に称賛を求めていることに変わりません。ではどうするのか。まず、なぜ自分が称賛を欲しているのかを知ろうとしましょう。称賛を得ることであなたのどんな気持ちが満たされるのでしょうか。普段は意識しないくらいの深い深い自分の底で、本当に求めているものを探しましょう。これはあなたの求めるものだから、誰かが与えてくれなくても、自分の力で探し出せます。その過程で、認めたくない甘えに出会うかもしれません。

一人で自転車に乗るのは怖い、何度も失敗したから誰かに支えていてもらいたい。だけど自分ひとりでどこかに行きたい。ひとりで自転車に乗れたことを褒められたい。

自分の欲求を叶えるためには、ひとりで自転車に乗らなければ叶えられません。これが先に書いた「へその緒を切る」ということ、そして次に書く「蟹座と山羊座の領域の強調」の過去を超えてチャレンジしてゆくことです。

ひとつずつ自分をひも解いて理解していけば、必ず「よし、やろう」という気持ちになってゆけます。本当の意味で充実する方向へ人生の舵を切りましょう。

  1. 蟹座の太陽 → 自分の渇き、自分が求めているものを知る
  2. 蟹座と山羊座の領域の強調 → 過去の習慣を超えてチャレンジしてゆく

動きの遅い天体たちの逆行についてもバージョンアップしました。

  1. 射手座を逆行する木星…12年前を振り返り、あの頃にやり残したことを修正、バージョンアップする
  2. 土星、冥王星の逆行…これからの人生で掲げたいこと、大切にしたいことをブラッシュアップする

2019年も残すところあと半分! 夏至の星読みは後日アップします。

***

5月の終わりから、毎日のどこかで瞑想・マインドフルネスの時間をとるようにしています。最初は雑念だらけでうまく集中できませんでした。「”今ここ”に集中することがうまくできないなあ。向いてないのかも」と思いましたが、できた・できてないに囚われず、継続することだけを心掛けていたら、もう少しで一か月です。習慣にすること。これは自信につながります。

振り返ってみると、数回のチャレンジで「できない」と諦めたことは多かったように思います。思ったようにできない私、ダメ人間! 生きる価値なし! ではなくて、思い出したときにまたチャレンジしてみたらいいだけのことです。私の、継続・習慣のコツは「無理をしない・背伸びしない・気負いすぎない」こと。そして忘れちゃった日があっても気にしすぎずに翌日からまた再開することです。


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