2019/11/27 新月 射手座5度

2019/11/27 新月 射手座5度

先月は突発的に投稿した新月のリーディングですが、今月から毎月投稿することにしました。ジャスト新月は0:05だったので、過ぎてしまいました(すみません)。

こちらが新月のチャートです。射手座の季節とも重なるところがとても多いチャートでした。

読み解き

太陽はつい最近(11/23)射手座に入ったばかりです。その前は、蠍座の領域を一か月かけて進んでいました。蠍座の季節を終えた太陽が、その時間に得た新たな気づきを希望に変え、自分の可能性を信じて決意するのが今回の射手座の新月です。

太陽と月は3ハウスの射手座、同じ3ハウスには水星があります。蠍座の季節に気づいた、自分でも気づかなかった感情や願いを、この現実世界で形にするために、とりあえずでも行動してみる、やってみる、挑戦してみる。これらはすべて3ハウスという場所が示すテーマです。

どこまで行けるかは行ってみないとわかんないし。

11月中に逆行から順行に戻った水星(蠍座)は、自分の心の深い闇を再訪することによって何かをつかんだり、感じたりしたと思います。その気持ちを未来に向けて昇華することも、この射手座の新月の決意を後押ししてくれているかのようです。

また、金星と木星は重なった状態で4ハウス、自分自身の基盤や、生きる指針の根幹となる場所にあります。木星と金星が重なっている状態はとてもハッピーでうきうきした印象、それに加えて天王星とトライン(120度)のアスペクトもあることから、自分にとっては多少思い切った大きな夢や希望、こうなったらいいなの形を、木星が射手座にある最後の新月に打ち立てよう、というかやっちゃえYO☆くらいの印象です。

ここで大切にしたいのは、自分以外の人に対してどんな影響を与えるのか、ということです。これは太陽と月とトライン(120度)のアスペクトがあるカイロンから読み解きました

射手座の季節の記事の中で、カイロンの神話について私なりの解釈を掲載しました。

2019年射手座の季節(11月23日~12月22日の星読み)

カイロンは生まれてすぐに捨てられたけれど、アポロンとアルテミスによって育てられ、神々を教える立場へと成長した。
このことから、カイロンはアポロンは太陽=自我、アルテミスは月=心。自我(意識)と心によって、自らの居場所を築くことができ、そして誰かの役に立つことによって、充実した人生を歩むことができると読み解ける

新月のチャートでは、太陽と月はカイロンとトライン(120度)のアスペクトで結ばれています。

このことから、自分の新たな決意をどのようにして他者に生かすことができるだろうか、というところまで思いを巡らせることで、木星の示す「背伸びするぐらいの夢や希望」に成長させることできます

私がいて、あなたがいて、社会(世界)がある。

この過程で、不条理や飲み込めなかった思いを見つけたり、自分でネガティブな妄想を巨大化させていたことに気づくことがあるかもしれません。それは深く自分に落とし込んで見つめなおすことで、その根源にたどり着くことができます。そして、その過程を経るからこそ「自分と他者(社会)にとってより良い形」を見つけることができるのだと思います。

今回の射手座の新月は、木星が射手座にある最後の新月です。木星が射手座にあった一年間の総決算のような意味合いも強く表れています。

私はあまり、感情を煽る書き方はしないのですが、12月3日に木星が山羊座に移動することも考えると(木星が山羊座に入ると、現実に作る、磨く、再構築することがテーマになります)、木星が射手座にある季節がいよいよ終わる、ここで決心してやるぞー!!と気持ちを奮い立たせて熱くなりたいところです。

***

何か行動を起こすとき、発言するとき、周りの反応が怖いと思う人もたくさんいるのではないかと思います。私も怖いと思うことはたくさんあります(だから言葉を飲み込んだり、下書きのままにしておいたりね)。でも、それでは自分の中にたまってゆくばかり、便秘ちゃん状態です。

でも、どうやったらいいか分からない。ならばまず声に出してみるのがいいんじゃないかと思います。「分からない」とか「できない」っていう声じゃなくてね、なにがしたいのか、ということ。

たいそうな夢でなくてもいい、ささやかな希望でもいい。10年前の私なら「ムカつかずに今日を終えたい」と言うだろうなと思います。それでもいいと思う。

それが人生の使命とか、生きてる意味につながっているから、本当に。


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スイス・ドルナッハでオイリュトミーを学んでいらっしゃる花岡ご夫妻の「はりねずみの会」で、魂の暦を知りました。

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