魂の暦 Magnolia’s World No.33

魂の暦 Magnolia’s World No.33

第33週 2019/12/01~2019/12/07
私は今このように世界を感じる。
それは自分自身の魂がかかわらなければ
この世界は空虚な凍り付いた生命(いのち)しかなく
生き生きとした力は表れてこないということを。
世界は人間の魂のなかで
みずからを新しく創造していきながらも
おのれのなかにあるのはただ、死のみである。

魂の暦の読み解き

12月になりました、もうすでに年末感がすごいです(笑)その理由は、木星が山羊座に移動するからだろうなと思います。ずっとごねごね考えていた自分の活動について、ようやく腹が決まりました。

今週は小藪千豊さんの「人生会議しとこ」ポスターが話題に上りましたね。デリカシーに欠けるという声が多かったようで、即日中止となったようです。

私は必要なことだろうと思っていたので、即日中止のニュースを見たときは驚きました。でも多くの人が反応するぐらいインパクトがあった、心に訴えるものがあったということだと思います。ツイッターではこのポスターに対して好意的な意見も多数見られましたが、死に対する意識の違いが如実に表れたなと感じています。

さて、今週の魂の暦には「死」という単語が出てきます。これは「死ぬこと」を表しているのではなく「死」とはなにかを表しています。

私は今このように世界を感じる。
それは自分自身の魂がかかわらなければ
この世界は空虚な凍り付いた生命(いのち)しかなく
生き生きとした力は表れてこないということを。

夏は自然に生かされているとさえ思うほど、自然の力や光は強いものでした。しかし季節は秋から冬に向かっています。冬という季節は凍り付いた「死」の季節。だから秋という時間は「死に向かっている時間」とも言い換えることができます(「実り備える時間」でもあります)。

私たちひとりひとりの人間は、内に太陽を、光を発する魂を持っています。だから今度は私たち人間が、自然に光を与えます。

世界は人間の魂のなかで
みずからを新しく創造していきながらも
おのれのなかにあるのはただ、死のみである。

そうすることは、自らの光(魂)が創造してゆく、生み出してゆくということにほかなりません。それは枯れかけた草木を蘇らせることとは違う形で、私たちの中に新しいものを創っています。

魂の暦の中で出てくる「死」とは、状態を表している言葉だと思っています。生きるという線上の終わりに「死」があって、そこでぷっつり終わりではありません。生も死も同じく「状態」です。対局でもなければ、対比されるものでもありません。

自ら創造をやめてしまうとき、ある意味では「死」と同じ状態なのだと思います。たとえそういう状態であったとしても、冬から春になるように、必ずまた光が戻ってきます。「死」を意識することは、同時に「生」を知ることなのだと思います。

今週の星模様

今週の星模様の記事はこちらをご覧ください。
今週の星模様 No.33


私と魂の暦と引き合わせてくれた「はりねずみの会」について

スイス・ドルナッハでオイリュトミーを学んでいらっしゃる花岡ご夫妻の「はりねずみの会」で、魂の暦を知りました。

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