今が私の転換期

あからさまに転換期を迎えている柊です。こんにちは。
前回「変化は求めるものか?」に引き続き、変化の真っ最中(であろうと思います)の私のことなど書きつつ、私の星読みや転換期ってなんだってことを書きます。

今が私の転換期

まず私のこと。先日のMizueさんのセッションでも「もっと前面に打ち出してやってもいいのよ!」と叱咤激励を受け、またほかのところでも「もっと知識を生かして!」とお声をかけていただいています。ありがたいことです。しかし私はどうしても「占星術を本業にしよう」と思えないところがあります。

本業はIT関係ですが、20年ぐらい続けているものなので、これはある程度「できてる」自信があるんですよね。それでも、5年ほど前に体調を崩した時、会社に属して社会で働くことについて疑問を持ちました。ネガティブな意味ではなくてね、単純に10年後も同じ仕事をし続けていられるのか、ってことをです。

「人生における仕事とは」とか「私の理想とする『働く』とは」とか、いろいろ考えてる最中に結婚と転居があり、結局はまたIT関係の仕事を選びましたが、5年前に感じた疑問はずっと抱えています。

「なら占星術でがーっとやればいいじゃん!」って思われるかもしれません。しかしなんだか違うんですよね。

私の考えている、理想としている占星術って、もっとゆるく、当たり前に、ライフスタイルに組み込まれているものじゃないかなあって思うんです。朝が来たら目が覚めるように、窓を開けたら大きく息を吸い込むように。私が目指すところって、悩みや迷いがあるときだけ使われるものではなく、いつでもそばにある占星術でいたいなあと思うんです。だから自分自身、「がーっとやる(ビジネスとして扱う)」ことにすごく抵抗しているように思います。

転換期いろいろ

私も「変えてゆかねばならんのだな~」って思う一方で、もっと強烈に「変えざるを得ない」人がいます。私の主人です。彼は山羊座さんで、冥王星の影響をバリバリ受けている人です。

LINE@でもちらっとお知らせしていますが、4月の終わりから彼はずっと入院しています。出会った直後に難病が発覚しましてね、病と折り合いをつけながら仕事してきたのですが、年に1度は調子を崩します。結果を出す人ではあるんだけど、そろそろ「会社員」の形を継続するのが難しいなと、本人も私も感じるようになりました。

おそらくこれからの彼は「生き方そのものを変える」ことになると思います。冥王星のキーワードである「死と再生・破壊と創造・強制的な意志」です。難病発覚時には文字通り「死にかけた」んですけど。

で、配偶者である私はというと、彼がこれからどんな生き方をするようになろうと、ついていくでしょう。彼に訪れた「転換期」が私にも影響しています。生活を共にしているから、当然のことです。でも、この転換は大きなものになるだろうなあって思います。

ちなみに、彼と私はお互いを補てんする関係、彼にとって私は「喜びを拡大する人」であり、私にとって彼は「充実した日常をくれる人」になる関係だと読んでいます(※これはいわゆる「相性」ではなくて、二人の関係が響き合う場所を見ただけです)。

私たちは螺旋を描きながら生きている

先日投稿した「私の星読みのスタンス」でも書きましたが、私は人が生きること、すなわち人生とは「物語を作ること」だと考えています。繰り返される(積み上げられる)日々もストーリーですが、これは維持・継続の中から培われる「自分自身」であり、大きな転換は「脱皮のチャンス」あるいは「軌道修正のチャンス」だと考えています。

ホロスコープは12のサインを惑星たちが循環しています。

1ハウスで「私」が生まれ、
2ハウスで自分の五感を知り・確認し、
3ハウスでしゃべることを覚え、
4ハウスで家族を知り、
5ハウスで自分の趣向、自分の中の「愛」を知り、
6ハウスで自分の義務を知り、
7ハウスで人と関わり、
8ハウスで関係を育み、
9ハウスで一人では知り得なかった世界を知り、
10ハウスで自分の想像の枠外の力を発揮し、
11ハウスで「社会」と自分との関わりを見つけ、
12ハウスで今の自分を内省する。

惑星はそれぞれのペースで(太陽は1年で)ホロスコープを一周しますから、私たちはすべてのサイン(星座)を経験し、同時にすべてのハウスを経験してゆくことになります。一周した後は次の一周、ですね。それは全く同じ道を歩むのではなく、ワンステップ上がった新たな世界を歩むのだと、私は考えています。これは、知っていようといまいと、関係なく。だって星は常に巡っているから。

この螺旋の中に、脱皮(転換)や鍛錬(日々の積み上げ)はあらかじめ組み込まれているんじゃないかなって思います。みんな、それぞれの「ストーリー」としてね。

これからのこと

5年前や現在のホロスコープを見てみると、「考える時間」が訪れているのが分かります。そして2020年に私の人生には大きな節目が訪れるようです。先ほどは生ぬるく「もっとゆるく、当たり前に、ライフスタイルに~」なんて言いつつ、決断を先送りしていたのですが、5年以上もまごまごしている私にも強制的な転換が来たように感じています。ええ加減決めろよ、ってね(笑)

私は、星読みをしているからといって、これからの未来が手に取るように、具体的なストーリーをすらすらと書き出せます! なんてことはありません。しかし、今までのこととか、今の心境・状況などがホロスコープにはしっかりと描かれています。そして、時間を進めれば未来のこともイメージ(印象)としてはしっかりと伝わってきます。

おそらく、今の配信スタイル(記事の配信、週3回のLINE@の配信)を変えるタイミングが来ると思います。今の段階では決めかねているものばかりなのですが、今後変更がありましたら随時お知らせしますので、その時は「ああ、柊さん変化(へんげ)中なんだな」って見守っててくださいね。

私にとって2020年は、たぶん人生で1度しかないでっかい転換です。それまでこのサイトを継続させて、みなさんに「こんなんあったよ!」とお知らせしたいな。

長くなりました。最後まで読んでくれてありがとう。

転換期


私と魂の暦と引き合わせてくれた「はりねずみの会」について

スイス・ドルナッハでオイリュトミーを学んでいらっしゃる花岡ご夫妻の「はりねずみの会」で、魂の暦を知りました。

はりねずみの会(花岡令奈さんのFacebook)
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