今、変わりたいと思ってるあなたへ

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この記事は先週書いた”「よろこばせごっこ」をするため”に、の続きにあたります。ですが、書き直しになったので内容を見直しました。

「よろこばせごっこ」をするために

乙女座の新月ごろ(2019年8月の終わりごろ)に、私が「そうだったんだ」と気が付いたことや、その過程をまとめたものです。

  1. なんでこんなに生きづらいの?
  2. スピリチュアル(目に見えない精神性の世界)や自分と向き合うって、具体的にどんなことなの?
  3. 自分が変わるって要するに「考え方」を変えるだけなの?
  4. ほんとうの自分ってどこにいるの?

そう思っている人に向けて書きました。そしたら過去の自分に対して語りかけているような記事になりました(笑・全部私が思っていたことです!)
長い記事ですが、この記事のどこかがあなたの琴線に触れ、少しでも肩の力を抜くことができたら、とてもうれしいです!

ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?

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吉本 ばなな 平良 アイリーン
講談社
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乙女座の新月の前日に届いたこの本を読みました。正直にいうと、私は「ホ・オポノポノ」について知識は持っていたけど実践はしたことがありませんでした。なぜかというと「本当にそれだけで何かが変わるの?」と思っていたからです。

ホ・オポノポノだけではなく、いろんなことに対して、例えばおまじないのようなものや、祈りに対しても、疑っていたし、信じていませんでした。ですが、この本の中に書かれていた内容で、目が覚めるような一文がありました。それは「憧れをクリーニングすると枠が広がる(102ページ)」という一文です。

人はネガティブな出来事や思いに対して、クリーニング(意識の浄化)を行いやすい。でも、憧れ続けた人と出会ったときや、憧れている仕事、憧れている生き方に出会った時も、意外と心は、ネガティブな反応と同じぐらいざわついている、ということです。

私はこの部分を読んですごく納得しました。というのも、憧れや夢を持つことは良いこと、それを持つことが「人生のコンパスを得ることだ」と思っていて、憧れに出会ったらほぼ妄信的に「同じようにしたらいいんだ!」と思っていたからです。

私の推測ですが、「素敵!」とか「憧れる!」と思うと同時に「私の理想はこの形だ!」と限定(固定)してしまうことが、枠を作ることということだと思います。なるほど納得です。

ホ・オポノポでは「心の平和を保つこと」が掲げられています。憧れに出会って「キャー!」とか「ざわざわっ!」となることも、言い換えれば「心の平和が乱されている状態」なので、クリーニング(意識の浄化)をする必要があるのだと。

意識の浄化というとすごくスピリチュアルっぽいもの、特別な技術が必要なことのように聞こえるかもしれませんが、私は「一度深く深呼吸して、呼吸を平静に戻すこと。同時に心のざわつきを落ち着かせること」だと理解しています(もちろんホ・オポノポも実践!)。

というのも、今までの自分の生きづらさの原因は、「心の平和が乱されている状態」から生み出されていたと感じたからです。

感情を切り離した生活で得られたもの

占星術を学び始めたころ、私は「これをマスターしたら未来の『よくないこと』を知れて、回避することができるようになるかもしれない」と、大なり小なり思っていました。それぐらい『よくないこと』を避けたかった、怖かったんです。

そして、この恐怖に対する特効薬がスピリチュアルだと、なんとなーく信じていました。

私にとっての『よくないこと』とは、私自身が感情に振り回されること、心の平和が乱されている状態でした。例えば、思わず感情的になってしまうような出来事すべてがそれにあたります。

先に書いた「憧れの人との出会い・憧れる仕事・憧れる生き方」も、心の平和が乱された状態ですから、無意識にですが、そうしたものも日常から排除されます。ということは、自らの選択で、私は希望も夢も自分の目の前に来ることすらも切り捨てていたことになります。

モヤモヤの正体

いくら心が平穏でいたとしても、魂そのものは成長しようとします。なぜなら、この世に生まれてきた最大のミッションは魂が経験を経て成長することにあるからです。

だから私自身、平穏に身を浸しながら、心のどこかしらで(どこかも分からないぐらい奥深くで)、「このままではいけない気がする」という焦りを感じていました。それが幾度となく出てきた「モヤモヤ」の正体です。

言い表しようのないモヤモヤを、当時はとても持て余しました。理由が分からないからです。でも、今となってはこう思います。成長を止められた魂からの危機のシグナルだったんだろうなって。このまま平穏だけを望む人生では、この魂が生まれてきた目的を達成しないよという、魂からの声なき声だったんだろうと思います。

その声に動かされるように、魂の成長とは何かを学ぶ場所(ソウルレボリューション塾魔法の教室)の門を叩いたのだと思います。

そしてそこで、自分が思っていた形ではないけれど、確かに特効薬に出会いました。それはとてもシンプルなものでした。

  1. 生きづらさは自分で作っていた……自分の選択によって自己矛盾が起こるから生きづらかった
  2. 本当の自分とは、今ここにいる自分のことだった……別の世界にいる自分でも、変わった後の自分でもない
  3. 子供のままの目で世界を見ていたこと……幼い感情に支配されていることを意識していなかった

なんとなーく、自分と向き合うこととか、スピリチュアルなこと(目に見えない精神性の世界の話)を、ほんわかしたもの、地に足がついていないものだと思っていたのは私でした。

実際は筋肉痛が起こるぐらいの筋トレ(笑)。現実ですぐに実践することができる、私を知る、世界の見方を学ぶトレーニングでした。

そこで痛烈に感じたのは、本当に私ってどう見られるかばっかり気にしてきたなあということです。表面上の聞き分けの良さとか、物分かりの良さこそが大人だと誤解して、一生懸命になるのはカッコ悪いから、ちょっとやって「できそうにない」と感じてしまったらあっさり諦めて。失敗したときの「怖さ(体裁)」にばかりこだわって、本気になること、やってみること(体験すること)から逃げていたら、一向に心が(魂が)成長するはずがありませんよね、ってことでした。

嫉妬心が教えてくれること

いまさらですが、今よりも若いころは嫌いな人がたくさんいました。おおむね、妬みから嫌っていた人達ばかりです。某有名歌手とかアイドルや女優などの人気者。

でも、ドキュメンタリー番組でその人たちの過去や今の仕事への姿勢を見て共感してしまうと、もう嫌いとは言えなくなるんですよね。涙しちゃったりするともう好きになる。そんな自分が「ブレブレでダメだ」と思ってたこともありましたが(変な意地の張り方ですが若さゆえ・笑)、「もう嫌いとは言えない」という感情のほうが正直な気持ちです。

私は嫉妬心てすごくいろいろなことに気づかせてくれるものだと思っています。嫉妬心はごねごね考えて生まれるものではなくて、反射的に「妬ましい・羨ましい」と思う気持ちです。それはとても原始的な攻撃の感情、幼い感情とも言えます。ということは、私(自分)にとって大切なものがあるってこと。

そう考えれば、この感情から得られることは私はこういう人が羨ましいと思うではなくて、私が欲しているものはこれだなんですよね。欲しくないものを持ってる人をみて「羨ましい」って思わないもんね(笑)

さらに、羨ましい妬ましいから「もう嫌いとは言えない」に転じた心の動線は、人に対してだけでなく、あらゆる出来事、サービス、物についても同じことが言えると思います。バックグラウンド(背景・奥行き)を知り、深く理解すると、自然と共感や感動が湧き上がると思います。それを感謝の気持ちとして表現することができるのが、成熟した魂の在り方なんだろうと思います。

好きにならないといけないという意味ではなくて、好きとか嫌いを超えることができる、ということなんです。

「よろこばせごっこ」をするために

1の記事でも書いた、やなせたかしさんの「よろこばせごっこ」は、人の成功や喜びを、心から喜べる成熟した大人でなければ、心から「よろこばせごっこ」はできないのだと思います。

でもね、誰かの喜びを見て、心がチクっとしたなら、「チクっとした」でいいんだと思うんです。それが今の私だから。チクっとすることに、今の自分は気づいていない「気づき」があるから。

単純だなあと思います。でも私って単純なものだとも思います。難しいほうが崇高だと思っていたころの自分は、とってもギスギスしてしんどかった。いつも小難しい本を読んで頭痛もしてた(笑)

でも、難しい理由がなくても、全然いいじゃないと思います。嬉しいことも、悲しいことも、どちらも感情が動く、感動であることには違いがないんだし、ならば斜に構えて屁理屈をこねるより、素直にどちらも受け入れて、どんどん心を(魂を)磨いてゆきたいです。

最後に、もう一度やなせたかしさんの優しい世界の抜粋を掲載します。私はこの優しい世界を私なりに築いてゆきたい。だから、もっともっと、一生懸命になります。

人間が一番うれしいことはなんだろう?
長い間ボクは考えてきた。
そして結局、人間が一番うれしいのは、
人間をよろこばせることだということがわかりました。
実に単純なことです。
ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。

一番うれしいこと
(※「人生はよろこばせごっこ【やなせたかし哲学】」にジャンプします)

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