2018/12/07 新月 射手座16度

2018/12/07 16:20 新月 射手座16度

船を見ているカモメ

達観を越えた先の原点

柊です。今日の夕方、射手座で新月を迎えます。遅くなっていた木星の射手座入りの記事も書きました。新月ごろに出したいなと思っていたんです。理由は、私自身がまだ今回の木星射手座入りを感じきれていないような気がしていて、もっと実感してから書きたいと思っていたからです。

木星が射手座にあるのは来年12月まで、まだまだ始まったばかり!
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で、今日の新月です。アセンダントの反対側、ディセンダントにぴったりと重なった太陽と月、その2つの天体にタイトなスクエアなのが海王星と火星、そして順行に戻った水星とキロンとドラゴンヘッドが水のグラントトラインを描いています。

この記事を書いている途中で、ふとメッセージ? 言葉が浮かんできました。それは「碇(いかり)を上げろ、上がらないならロープを放して漂おう」です。碇があったからこそ耐えられた嵐もあったし、得られたものもあったと思います。けれど、もうその時代は終わって、新しい時代が訪れようとしています。だから、意識的に留まる必要はないということだと思います。

栄枯盛衰は世の常だろうと思います。けれど希望を捨てて世捨て人として生きることって、普通の人なら難しいと思うんです。栄え続けることも難しい、世捨て人でいることも難しい。ならば、私は何ならできるのか? その浮き沈みや日々の出来事、その時々に自分が感じることを、精一杯やり尽くすことだろうねって思いました。

そこそこの大人になると、知っていることはたくさんあるでしょう。生きてきて、経験して、教訓を得たこともたくさんありますしね。私もそうです。だからといって、知り尽くしたと言えることはどれくらいあるでしょう。物事には見る人の数だけ真実があると私は思います。そういう意味では、まだ見たことがないもの、体験したことがないことなんて、たくさんあるんだなって思うんです。

そう感じたので、今回のサビアンシンボルの意味には「達観を越えた先の原点」と書きました。原点に戻る時間だと、私は感じています。

新月だから、なにかスタートしたいと思っている人もいるでしょう。具体的に動くことはもちろんお勧めですが、体調がすぐれないとか、いつもと調子が違うような気がするという人は、安静にして内観に時間を使うのも良いと思います。

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今日は猛烈にくらくらします(体調不良ではありませんので心配ご無用)。昨日はソフトバンクの通信障害で午後からほとんど電話が通じませんでしたね。みなさん影響ありませんでしたか? 私は義理の母もソフトバンクで連絡が取れないため、夜にちょっとだけ会いに行っていました。車で30分ほどの場所なんですが、珍しく乗り物酔いでぐったり。いろんな条件が重なっただけでしょうが、月が射手座に入ったぐらいから妙な調子だよなーって感じています。

といっても、木星射手座時代のスタートは1月の半ばからだろうなと思っています。前回の満月とか、その他の記事でもちょいちょい触れていますが、蠍座の時代ってぐうーっと潜るわけだから、浮上にも時間がかかるのかもしれないね、と思っています。

そう、この新月のリーディングをしていて、最近読んだ短編を思い出しました。宮沢賢治のマグノリアの木です。内観という言葉もこの小説を読んだから出てきたのかもしれません。
青空文庫「マグノリアの木」

「これがお前の世界なのだよ、お前に丁度ちょうどあたり前の世界なのだよ。」

私の世界は、私が見ている世界。この世界を拡張できるのは、私しかいないんだ、って思いました。


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