2018/10/25 満月 牡牛座2度

2018/10/25 01:45 満月 牡牛座2度

電気的な嵐

自分を突き動かす衝動に従い前進する

柊です。深夜に満月を迎えました。牡牛座2度(正確には1.21度)なので今日・明日はみっちり満月モードです。満月モードっていうのが何かというと、イメージとしては身体全体に水が満ちている状態。ちょっとした衝撃で水がこぼれる状態です。だからいつもより繊細になったり、痛みに敏感になったり、慎重になったり、いつもとちょっと違うメンタリティになりやすいと、私は考えています。

今回の満月はインパクトが強いよ! とお話ししました。天王星と月が重なり、太陽と金星が重なり、木星と水星が重なっている、と自分の内面を表すプライベートな天体が大きな天体と重なっているからです。また、太陽(金星)-月(天王星)のラインに土星が調停して加わり、かつ水瓶座の火星は、、って星の配置ばかり書いてても意味が分かりませんよね(来年からこれやめようと思ってます)。

今、自分に起こっていること、起こったこと、あるいは自ら起こしたこと。とにかく「今一番強く感じていること」と照らし合わせるのが、星を感じる一番の方法じゃないかなって思います。

先週は12年来の親友と旅行に行き、二人ともへとへとになったけれど、すごくいい時間を過ごしました。言葉数は決して多くなかったけれど、一番大事なことは伝えあえた手ごたえがありました。一方で、つい昨日のこと。別の友人との関係であえて言いづらいことを言いました。伝えたら関係が終わるかもしれないな、ぐらいのことです。この2つの出来事は、私にいろんなことを気づかせてくれました。

みずえさんの講座の10月は人間関係がテーマだったのだけど、私は友達が少ないし、いわゆる「付き合い」というのもほとんどないので、テーマはあんまり関係ないかもって思ってたんです。だけど蓋を開けたらこれです。友達という「自分の向かい側にいる人」から、めちゃくちゃ学んでる。本気で思います、人間関係の問題は数ではないって。

「たとえ嫌われてもいいから私はこれを大事にしたい」ことを、今回のことから知りました。決して「この人から嫌われたってなんとも思わない」ではないんです。友達になりたい人だから、むしろ嫌われたくないです。だけどね、私がここで折れたら、まるでカウンセラーとクライアントのような関係になってしまう。私が望んでいるのはそうじゃないんです。

こうした他者との深い関係や、経験を経て起こる変容は蠍座のテーマです。蠍座には今、太陽、金星(逆行中)、水星、木星があり、木星と水星は蠍座の最終度数近くにあります。

私が望んでいるものは、人と人とのあいだに「信頼」のある絆です。人は、人を信じる能力が誰にでも備わっています。でも、自信を失ったり、怒りを飲み込んだり、傷つくことを恐れて誤魔化したりしていると、その能力が格段に下がってしまうのだと思う。自信を失わせた傷、それを負わせた相手、それぞれの事情、いろいろあるでしょう。けれど人には、それぞれの出来事を乗り越えて、また人を信頼し、そして自分も信頼できる力があるんです。

満月のホロスコープは月と天王星が重なっていました。今までの自分を越えること、未来のための選択をすること、それができる自分になること。

月のサビアンシンボルは「電気的な嵐」。衝撃と共に四肢のすみずみにまで電気が走り、覚醒・生まれ変わりをするイメージが浮かびます。私たち潜在意識(無意識)は顕在意識(ふだんの意識)の100万倍の力を持つと言われています。今回のサビアンシンボルの「電気的な嵐」は潜在意識にまで響くものだろうなと思います。

衝撃的だったり、ショックだったり、驚くようなことだったり、突発さとして現れるかもしれません。衝撃が加わることで気づく可能性があるのではないかと思います。ここには痛みが伴うこともあるでしょう、びっくりすることもあるでしょう。けれどその出来事をしっかりと自分に結びつけることができたとき、一連の衝撃やその必要性に納得がいくのだと思います。そして、未来を生きようと心に決め、歩き出せる。

そんな満月だろうと思います。

***

私自身、昨日みずえさんからの言葉で驚いたことがありました。私の中にも「嫌われたくない」ってあったんだ! ということ。なにをどう言い訳しても、根っこにあるのはこれだった、と気がついたら、ほぉー……としか言いようがありませんでした。

でもちょっと安心したかな。私たぶん、人のことなんて分からない人だと、自分のことを思っていました。けれどね、きっと誰もが持っている「嫌われたくない」「怖い」「相手にされなかったらどうしよう」を持ってるんじゃん、って思ったら少しだけ人のことも分かるんだろうなって、初めて思えました。


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