2017年5月の満月とドラゴンヘッド②

2017年5月の満月とドラゴンヘッド

もったいぶったような記事になりました。こんにちは、柊です。
さて、前回の記事の続き、2017年5月のドラゴンヘッドのサインの移動と満月についての記事です。

一年半に一度の節目

ドラゴンヘッドは一年半ほど同じサインに滞在します。2017年5月11日に獅子座入るドラゴンヘッドですが、前回は1998年9月から2000年4月、ノストラダムスの大予言のころですね。懐かしい。次の蟹座(ドラゴンヘッドは戻ってゆくポイントだから、獅子座の次は蟹座)に入るのが2018年11月です。この期間を長いととらえるか、短いととらえるかで、このイベントのレア度が決まりそう。私は「一年ってすぐだよなー」って思いました。

今もドラゴンヘッドはホロスコープに描かれています。常に竜の口は開いている。ドラゴンヘッドのサインが変わることを、私は、竜の口から吸い込み、放出する対象が変わる、というイメージでリーディングしています。前回の記事でお話した、太陽と月の軌道の交点(ポイント)ということもあり、月=大衆性→ブームや流行などで影響を見ることができるのではないかなと思います。

リーディングその1

獅子座は「I Will(私は志す)」。独創的な自己表現から(自分なりの伝え方、表し方で)未来をデコレートする。一方、ドラゴンヘッドの反対側のドラゴンテイルは水瓶座。「I know(私は知っている)」。性別、人種、法律などの枠組みから脱し自由を求める。

あらゆる個性がフラットに認められるような願いが強まるんじゃないかと思います。漠然としすぎてますね(汗)。

私が最初に思い浮かんだのは、今も意識が向けられているマイノリティ(社会的少数者)差別へ変化でした。今まではね「マイノリティであることにも権利を与えよう」とか「権利を認めよう」という主張や意見が見られたと思うんです。庇護するべきだとか、擁護するべきだとか。これってマイノリティ(少数派)とマジョリティ(多数派)の間には一線があるって感じていました。一線を引かないと語ることもできないような窮屈さね。今後はそうした一線の意識が薄らいで、もっと当たり前の、ボーダレスなステージを目指すんじゃないかと思うんです(これはあくまで私の感じたこと)。

リーディングその2

もっと「個」に落とし込んで考えると、こんなリーディングになります。

いくら「自分らしさ」を押し出せといわれたからって、それが社会で受け入れられなければ、ただのわがまま、傲慢だと思うんです。だからといって主義や主張を曲げてまで社会に合わせる必要はない。「自分自身」というものを理解したうえで、社会に対してそれを馴染ませるようなアプローチってできると思うんです。これを実現するには、自分と他者、自分と社会との関係性を、今以上に把握する必要があると思います。人によっては自分を発揮するステージを変えることもあるでしょう。社会という大きなパズルのどこに自己価値というピースをはめるか、みたいな。

2017年10月には木星が蠍座に入ります。これもまた節目として書きますが、2016年9月ごろからの広がりが収束し、今度は凝縮されるような関係性の構築が始まります。この時間を迎えるとき、自分というピースをどこにはめようか、っていうトライ&エラーは済ませておいた方がいいかもしれません。

(いつも書いてますけど、ここに書いてある年月は目安です。絶対じゃないですからね! 乗り遅れたとか、取り返しがつかない、なんてことはないです。人にはそれぞれのタイミングがあるから、そっちを重視したほうがいいですよ)。

満月との重なり

※タイトルに「満月との重なり」と書いていますが、ドラゴンヘッド付近での満月は8月です。今回はサインが変わるタイミングと、蠍座の満月の時期が重なっている、という意味で「満月との重なり」と書いています。

5月の満月はウエサク祭りです。太陽は12ハウスで冥王星は8ハウス(トライン)、どちらもスピリチュアルを刺激するハウスです。それを6ハウスの蠍座の月が受け取る。ウエサク祭りの満月だからすごく精神的な面を刺激する。うーん、ハウスとか書かれても分かりづらいですよね。

感じたこと(目に見えないもの、スピリチュアル、霊的なこと)が日常の行動として現れるんじゃないかと思います。信頼している相手、信頼し合っていると感じていた人との関係性を動かすなにかが訪れたり、根底を覆されることがあったり。自分のありのままを伝えることが相手にとってそれに当たることだったり。

でもこの日、ドラゴンヘッド、天王星・水星、土星でのグランドトラインも描かれています(ドラゴンテイルも入れたらカイト。テイルとヘッドはMCとICでもある)。

今までの自分とか、思い込みとかを手放して、ありのままを客観的に見る視点が必要になります。それが、自分だけの世界から社会へと飛び出す入り口です(入口だからこの日に行動しようって話じゃないですよ)。

スピリチュアル要素の強い満月。強烈な眠気とか、絶不調とかも十分に考えられます(私は4月の終わりからずっとぶつぶつが止まらない~。毒素どんだけあるん(笑))。この満月の日やその付近はどちらかというと内面的な調整のほうが色濃いように思いますから、十分に休息をとって、眠い時は寝て、無理せず休むことを優先してくださいね。

満月については、いつも通り満月の記事も書きました。こちらをどうぞ。


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