内も外もケアする月間
メッセージの前に
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新月や満月は、定期的にやってくる「タイミング」だと考えています。
ホロスコープの中心は地球であり、「私」です。私の周り360度を天体たちが巡ることで、四季が生まれ様々な景色を見せてくれます。それと同じく、私たちの内側にも様々な景色があることを知ります。そうした意識の気づきのヒントになるものが、新月や満月のリーディングだと考えています。
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だから期日も期限もありません。その人にとって最高のタイミングで「( ﾟдﾟ)ﾊｯ!」が来るんだと思う。だけど「( ﾟдﾟ)ﾊｯ!」のためには種（ヒント）があったほうが引き出しが開きやすいと思うんです。その種になりうるものを、新月や満月のタイミングでお伝えしたいと考えて、配信しています。
メッセージ
2020年9月17日 20:00に乙女座で新月を迎えます。
占星学では、12星座を３つに分類するクオリティという考え方があります。
| 春 | 夏 | 秋 | 冬 | |
| 活動宮 | 牡羊座 | 蟹座 | 天秤座 | 山羊座 |
| 不動宮 | 牡牛座 | 獅子座 | 蠍座 | 水瓶座 |
| 柔軟宮 | 双子座 | 乙女座 | 射手座 | 魚座 |
柔軟宮に属する双子座・乙女座・射手座・魚座の季節は、それぞれの季節の盛りを過ぎ、次の季節に切り替わってゆくための、心身の調整や準備をする時間だと考えています。
私が感じている2020年は、地の時代が終わり風の時代が始まるという狭間。まさに柔軟宮のような一年だと感じています。
その2020年もいよいよ秋に突入することから、乙女座の季節は特に地の時代の総決算の始まりのようにも感じています。
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乙女座の新月のチャートでは、５ハウスに太陽と月、向かい合う配置に海王星があります。また、６ハウス天秤座の水星と12ハウス牡羊座のカイロンも向かい合う配置。こちらのオポジション（向かい合う配置）には山羊座の３天体（木星・土星・冥王星）とのT字スクエアと、獅子座金星を頂点とする調停があります。
ここ最近で強く感じるのは、私たちは自分が感じている以上に「傷ついていることがある」のではないかということです。
例えば、会社組織に属しているとき、あるいは誰かと行動を共にしているとき、どうしても「私は違う意見を持っている」と言えないこともあります。そこには「違う意見を伝えることの怖さ」とか「伝えたとしても思いが届かないかもしれない不安」があります。
そんなとき私たちの心は、いくら頭で「仕方のないことだ」と納得していても、知らず知らずのうちに傷を負います。
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牡羊座にある火星は9/10～11/13まで逆行します。火星が牡羊座の次のサインである牡牛座に移動するのは2021年1月。火星は牡羊座に長期滞在することになります。私はこの逆行している火星が、そうした無意識のうちに傷ついていたところを、怒りや悲しみや失望という形で気づかせてくれるのではないかと思います。
怒りや悲しみや失望。こうした感情に対して、以前は「昔も苦しんだ痛みを、二度も三度も味わうためにあるのだろうか」と思っていました。けれど違うんじゃないかなって思うようになりました。
感情って感じた本人にしか分からないものです。だからこそ、感じた本人が気づくことで癒せるものがあることを知らせるためのものなんじゃないかなって思うんです。
また、獅子座の金星を頂点とする調停は、それぞれの人が持つ誇りや尊厳が、自分の傷との対峙に耐えうるものであることが表れているように思います。肩に力を入れなくても、人の目を気にして取り繕わなくてもいい、そのままの魂の姿で、人は十分に光を放ち、輝けることを伝えています。
傷ついた、悲しかった、辛かった。そうした思いは誰しもが経験し、味わったことがあるものです。自分の痛みを抱擁しようとしたとき、それぞれの中にある優しさと尊厳が輝き、他者に対しても包み込む優しさを発揮できるのだと思います。
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メンタル面のケアも大切ですが、肉体のケアも大切な時期です。旬のものを食べ、自律神経を整え、湯船に浸かって体を温め、良質な睡眠をとりましょう。
最近の私は、ひたすらにイチジクを食べています。苦手だと思っていたけれど、食べ続けてたら美味しくなりました。毎食果物が食べられるって贅沢で嬉しいこと。旬のものを収穫してすぐに食べる、これぞ田舎暮らしの醍醐味です。夏の猛暑の中でも、夏野菜を食べていると熱が冷めてバテ知らずで過ごせました。やっぱり旬の食べ物には季節を乗り切る効果があるなあと思います。
季節の食材を取り入れて、体も心も健やかに過ごしてくださいね！
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