2019年蠍座の季節(10月24日~11月22日の星読み)

2019年蠍座の季節(10月24日~11月22日の星読み)

星の流れ

2019/10/24 太陽が蠍座に移動
2019/10/28 12:38 蠍座で新月
2019/11/01 水星が蠍座で逆行開始
2019/11/02 金星が射手座に移動
2019/11/04 19:22 水瓶座で上弦
2019/11/12 22:34 牡牛座で満月
2019/11/19 火星が蠍座に移動
2019/11/20 06:10 獅子座で下弦
2019/11/21 水星が蠍座で順行開始

太陽が蠍座に入る蠍座の季節の到来です。2019年の蠍座の季節のキーワードは「自分の夢を取り戻すための、自分とのコミュニケーション」。

太陽が蠍座にある時間

蠍座に太陽が移動したときのチャートでは、2ハウスに蠍座の太陽と天秤座の火星、3ハウスに蠍座の金星と水星、4ハウスに射手座の木星、5ハウスに土星と冥王星、ディセンダント(7ハウス)に海王星、8ハウスに牡牛座の天王星、そして12ハウスに獅子座の月があります。

水星は11/1から21日まで蠍座の領域で逆行します。通常は一か月未満で1つのサインを運行する水星が、長期にわたり蠍座に滞在する一か月となります。

2ハウスという場所は、自分の才能や資質、所有するものを表しています。また、心理占星術では自己価値・自己受容を表す場所です。

ツイッターで何度か、自己肯定感についての呟きを見ました。自己肯定感の低い人(=自己否定がクセになっている人)は、小さなことからでも自分を褒めるようにするといい……それもひとつの方法だと思います。でも私は、それだけが自己肯定感を上げる方法ではないと思っています。

通常、褒めるという言葉は「すぐれていることを良く言うこと」を指します。でも、このケースの「褒める」は通例の褒めるとは違う意味で使われているのではないかと私は考えました。

そもそも自己肯定するということは、褒められる自分になることではありません。そのままの自分を認めることが自己肯定、今の自分をそのままに受け入れることできる人、心を開いて、素直に受け止められる人が自己肯定感が高い人です。

Open Heart 心を開く

でね、2019年の蠍座の季節は、素直に心を開いて「今の自分ができる最大限のことを見つけて実行する」ミッションがあると、私は感じています。

ミッションと書いてしまうと、何かを成し遂げなければならないような気がするかもしれませんが、そうではないんです。成し遂げるのではなくて、一生懸命に取り組むことが大切です。

11月に入ると水星が逆行するので、一生懸命に取り組んでいるその過程で、さまざまな記憶や経験を思い出したり、反芻したりすることがあると思います。ここが先週の星模様にも書いた「深く深く潜り込みながら不確かな道のり(この道が正しいという確証のない道のり)を進んでゆくこと」につながります。

その中で、様々な自分の感情や、誰かに持っていた感情を、赦して手放してゆくことがあると思います。あるいは、誤解を解くことで(思い違いに気が付くことで)、過去から解放される人もいるかもしれません。

冒頭にも書きましたが、太陽が蠍座に入ったときのチャートは、アセンダントが乙女座、ディセンダントが魚座で海王星が重なっています。強い思い込みや、頑なになっている感情を赦し、握りしめている手をほどかせることで、心が解放されて自由になり、封印していた、あるいは押し込めていた大きな希望や、願いや、望み、自分の可能性や野望に気が付いたり、ずっと昔にしまい込んでいた本心や夢を思い出すかもしれません。

幼いころの夢はなんでしたか?

私は占星術を学ぶ中で知ったのですが(ビジネス書にも書いてあるものがありますね)、幼少期に好きだったことが、自分の本当に「やりたいこと」だという考え方があります。子供の頃って「もう年だし」とか「お金ないし」と理由をつけて諦めたりしませんものね、むしろ無謀な夢を抱いたりした人もいるんじゃないでしょうか。

私の周りにも、よくよく話を聞くと幼いころからの好きだったことを、大人になったその人のスケールでやり続けている人が何人もいます。動物愛護活動もそうだし、お菓子作りもそうです。でも、様々なアプローチ、様々な方法がある中で、その人が最もやりたかったことを、今叶えようとしています。傍目から見たら「もう夢叶っちゃってるじゃん」と思うような状態でも、本人たちにとっては「まだまだ、理想とのギャップがある」状態なのだそうです。

貪欲と言えば貪欲なのかもしれません。でも、そこに立つからこそ見えてくる未来像や課題があるのだと思います。だから夢は叶えて終わり、ではないんですよね。ショートケーキのイチゴは食べちゃったらなくなりますが、夢はなくならないんです。

12月には木星が射手座から山羊座に移動します。それまであと2か月。木星が山羊座に入ると、明確な未来への目的意識を持っている人ほど追い風を感じやすい一年になるのではないかと思っています。

次の木星山羊座時代を楽しみに迎えるためにも、蠍座の季節は「自分の夢を取り戻すための、自分とのコミュニケーション」の時間を、生活の折々に持ちたい一か月です。


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