占星術は「理由づけ」のためじゃない

こんばんは、柊です。

今日は星読みお話ではありません。ごめんね。

あるドラマを見ていました。そこで医療チームの一人が突然の自殺。ショックを受けたメンバーたちが集まって話すシーンがありました。

ある人は「なにか兆候に気づいていれば止められたものだ」とつぶやき、またある人は「私たちの責任ではない。彼は我々に助けを求めなかった(=助けてほしいと思っていなかったのでは?)」と言い、ある人は「過ぎてしまったことだ、ここにいても彼を含めた我々の目的は達成されない」と言いました。

このシーンを見ていて、「辛い現実の向き合い方」のいろんな方法だなって思いました。それぞれが現状を自分たちなりに考察し納得し、次の行動への動機を探しているように見えたんです。

私は今の空からリーディングを行い、毎日、毎週、月フェーズ、毎月の星読みを書いています。ほかの占星術師の方々も節目の空をリーディングしていらっしゃいます。同じ空を見ていても、ピックアップするところや、表現などは違います。これは占星術師の個性だと考えています。

同じものを見ても全く同じことを書く人がいないように、ホロスコープはそっくり同じ双子でも、まったく同じ人生を歩いている人はいません。これもね、それぞれに個性があるから違うと思うんです。本当の個性を探すとき、それはホロスコープに頼るのではなくて、その人の感性を頼るべきではないかなと思うんです。

突然ですが、あなたが鑑定を依頼するときってどんな時でしょうか? 私が思うに、先に書いたドラマのメンバーたちと同じ場合もあるんじゃないかなと思うんです。「なぜ今ここにいるのか」という理由と、「ならばどうしていくか」という行動への動機がほしいんじゃないかなって。

先に書いたドラマのメンバーたちは、悲しみの受け取り方や乗り越え方は違うけれど、全員が「同僚を失った悲しみ」を背負っています。それぞれが懸命に乗り越えようとしていることを理解し合い、共に悲しみ、それぞれの悲しみを尊重していました。

そこには「私は〇〇という性質が強いからとても悲しい」という理由はありません。「私は仲間を失って悲しい」という感情があるだけです。感じることに理由って必要ないんですよね。そう感じているんだから、正解なんですよね。

占星術を学ぶと、ついつい傾向や性質やキーワードを「理由」にしてしまうときがあると思うんです。例えば「月が〇〇座だから」とか「太陽が〇〇座で土星と~だから」って。でもそれって後付けの占星術じゃないかなって思います。後付けだろうが先付けだろうが、腑に落ちる納得が得られていれば次の行動につなげることができますが、一時的な納得だけだったとしたら? 次の行動に取り掛かるとき、あるいはその最中に、「あれ?」ってなることがあるんじゃないかと思います。

もし占星術の本や鑑定を読んで「あれ?」となることがあったら、ぜひ「自分の感じること、感覚、感性」に戻ってほしいと思います。あなたがどう感じているのか、というのがあなたの惑星の「感じていること」です。それは必ずしも鑑定書や本に載っているものと同じとは限りません。あなたが感じたことが正解なんだと私は思います。

私はこの世界で一番正確なものは、今の自分が感じていることだと思っています。「今の自分」が「未来」を作っていくからです。「今」を理解していると「未来」でするするっと紐が結びつくことがたくさんあります。その時々を受け止め、理解し、納得して行う選択であれば、今の自分が望んでいる未来を作っていけるんじゃないかなって信じています。

私は「今」を理解する手助けに、占星術はとても有効だと思っていますし、夢も与えてくれるものだと思っています。あくまで自分の感性ありきなので、私の星読みは「柊ならこう読む」というスタンスで書いていますが、誰かの胸に響くことがあれば、それは一番嬉しいことです。

もっと自分の感覚や感性を信じてね。私も自分の感性を信じて書き続けます。


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