2018年の土星と冥王星の逆行

土星の逆行(2018/4/18~2018/9/6)

2018/4/18 10:45ごろから土星は逆行を始めます。この逆行は9/6まで続きます。

冥王星の逆行(2018/4/23~2018/10/1)

2018/4/23 0:26ごろから冥王星は逆行を始めます。この逆行は10/1まで続きます。

天体の逆行について

遠い惑星も近くの惑星も、毎年1~数回は逆行します。惑星が逆行すること自体、悪いことでも怖いことでもありません。そういう時間が流れるっていうこと。逆行中にやるといいことってありますが、私はあまり意識的にやることを勧めてはいません。たぶん必要ならそういう気分になると思うんです。でも一応覚えておいて、時々やってみたりしてますが。

土星の逆行について

さて、土星の逆行について。土星は社会や集団、ルールや基盤を表す惑星とされています。今回の逆行は6ハウスで始まりました。社会との接点が少ないと感じる人でも、社会に組み込まれて生きているというのが私の考えです。社会という場所は貢献度や自立の有無の区別なく、その範疇にある人々を束ねるもの(=ルール・規則)の側面が強いのではないかなと感じました。

土星が入っている山羊座には、火星と冥王星もあります。この記事の最後に画像を付けておくのですが、土星・冥王星の逆行の期間に、火星も逆行します。山羊座で一斉に逆行祭り。去年の暮れぐらいにこれを見て、国際レベルの根底を揺るがすようなことが始まるんだろうな、戦争だって起こってもおかしくないよな、って思ったものです。実際、この時期に立つと戦争は起こっていないので安心する一方で、水面下で様々な思惑や考えや打算、怯えみたいなものが育ちつつあるのだろうと感じました。

土星が逆行を始めた日、天王星と太陽は重なった状態でした。今週の星読みでも書いた「ノーアスペクト」の状態です(正確には太陽と天王星のコンジャンクションなので、ノーアスペクトではない)。太陽・天王星はほかのどの天体ともアスペクトを組まず、ポツンとある状態です。なんだかね、生存本能をかけて自分の思い付きを実践する、っていう感じがあるんですよ。先に書いた通り、内側でいろんなことを考えているんだけど、今の段階では必ずしもどこかに結びつく、表出するとは言い難いように思います。

だけど感覚的に、あるいは感情的な部分では「なにかがいつもと違う」と感じやすくなっているようで、簡単に出されたものを信じられない(アクションに移さない)ところがあるように思います。

冥王星の逆行について

さて、冥王星の逆行について。冥王星は破壊と再生の星。運命的な強制力で、避けて通ることはできないこと、後回しにできないことを表していると考えています。今回の逆行は1ハウス、アセンダントと重なった状態から逆行が始まります。

天頂近くに木星があり、冥王星・火星と友好のアスペクトが組まれています。「ねぇ、それ本当? 本当の気持ち?」と問いかけているように見えるのは、私の心の現れでしょうか? それは誇大妄想だとしても、冥王星・火星と組んでいる蠍座で逆行している木星は、簡単に許さないというか、妥協しない、本当の答えを求めるように思うんです。

また、火星・冥王星は木星のほかに海王星とも友好のアスペクトが組まれています。この海王星は大いなる癒しとも取れるし、問題のすり替えとも考えられると、常々感じています。言葉にすると全然違うものなんだけど、なんと表現すればいいかな、主語が大きくなればなるほど、事が壮大になって些末なことが取りこぼされるように感じているんです。でもきっと、その取りこぼされる些末なことこそが、魚座の海王星の示す本質なんじゃないかって思うんです。だから個人的なことに集中してやってればいいよ、みたいなことはなくてね、結局それは「還元」という形になって、2018年の夏の大地を濡らすんだと思うんです。

土星と冥王星の入っているサインは山羊座、今はここに火星もあります。火星の逆行は2018/6/27~2018/8/27。火星は「戦い」の惑星です。火星・土星・冥王星の逆行は既存の枠に対して戦いを挑むわけですが、その働きは天地がひっくり返るような派手さはなく、粛々と、ただただ未来のために、未来の自分たちのために、使われてゆくのではないかと思います。

夏には海王星も逆行を始めます。とてもとても、暑い夏になりそうです。

まとめのリーディング

土星はお仕事も示すので、分かりやすく「仕事の方向性を見失ってきた」とか「見直しが必要になった」と現れる人もいれば、「そもそも」の自信が損なわれるようなことがあった、という人もいるかもしれません。もっと分かりやすく出ると、「方向転換を余儀なくされる」とか「ストップがかかった」とかも。しかし誰もがそうなるわけではありません。今まさに、迷っている人もいると思うんです。

批判を承知で書くのですが、私は戦争って簡単になくなるものではないと思っています。人が生きることはエネルギーを使うこと、それは惑星の力ではなくてあくまで生身の人間の所業です。私は惑星の示すエネルギーってとても純粋なもので、どんなふうに使うかが人の領分だと考えています。守りだろうが攻めだろうが、攻撃性は攻撃性。

土星の逆行の開始時はアセンダントが蟹座、冥王星の逆行開始時はアセンダントが山羊座です。山羊座と蟹座は向かい合う配置のサインで、蟹座が「家族や家庭という小規模の集団」を表すのに対し、山羊座は「社会や国という大きな規模の集団」を表します。私は規模の大小こそあれど、どちらも「守り」のサインだと考えています。

守りの力というのは測れるものではないように思います。ドラゴンボールのスカウター(戦闘力を数値化するやつ)でね、通常時の戦闘力を測ったとするじゃないですか。だいたい大したことないんですよ。だけど名シーンの「クリリンのことかー!!」のときとかね、スカウターが壊れるぐらいの戦闘力が出るんです。窮鼠猫を嚙むともいうやつです。

ではこの莫大なエネルギーをどう使うかが、人の領分なわけです。守るということは必ずしも「変化を拒否する」ということだけではなくて、積極的に受け容れる姿勢が、結果的に最も守りたいものを守ることに繋がるのであれば、喜んで受容するであろうと思います。2018年って地のエネルギーが強い一年だと、私は考えています。こちら(2018年全体の星読み)でもちょろっと書いているんですが、2016年にバラバラになったもの(というより、一度解かれたもの、といったほうが正しいかもしれません)を、地のエネルギーも手伝って、より強固で時間に耐えうるものにしているんじゃないかと感じています。

しかし地のエネルギーが強いからこそ、受容するのが困難ということもかんがえられます。そういう時は、丁寧さと慎重さをもって接する。

先の戦争の話に戻りますが「攻撃性のエネルギーを根絶すればいい」という考えは、平和を求める発想ではないと思うんです。攻撃性に対する攻撃でしかない。「平和を欲するなら戦争を理解せよ。リデル・ハート」という言葉があるんですが、これってすごく真摯で丁寧で慎重で、かつとても熱い言葉だと思っています。

そしてこれは、私たち個人にも言えることなんじゃないかなって思うんです。熱を無視してはいけない、殺してはいけない、丁寧に慎重に、熱さの根源を掘り下げて理解していくことが、本当の意味で莫大なエネルギーを使いこなせるようになるということなんじゃないかなと、思うんです。

無駄な話(特にドラゴンボール)もしてしまいました。下の画像は今年4月からの惑星逆行の一覧です。何かの役に立てば幸いです。


※クリックで拡大表示します

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これを書きつつ思ったんですが、いろんな意味で「分かりにくい」状態が続くのかもしれません。分かりにくい時こそ、習慣や無意識の繰り返しが日々を作るんだと思います。ならば私は、毎日を構成する「繰り返し」を、丁寧に、根気強く、コツコツとやるしかないよなあ、と思ったのでした。本心では「早くゴールの形が見たい! 実感として感じたい!」と思ってるんですが、面白い推理小説は最後から読んでも、最初から読んでも、面白いわけだからね。本能に負けない。


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