太宰治のホロスコープリーディング

太宰治のホロスコープリーディング

1909/6/19 夕方 青森県五所川原市金木町朝日山生まれ

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私の中の太宰像

かっこつけでキザで女たらしの飲んだくれです。なんていうと身もふたもないですね。

私は 太宰治 の作品が好きです。大衆文学の真骨頂である「人の愚かさ」や「人の愛おしさ」、そして「滑稽さ」は誰の小説をとっても彼にはかなわない。当たり前のことを劇化せず、ごく当たり前のものとして作品に混ぜ込み、読者をひきつけ、考えさせ、解放させる。そういった文学を築いたのは太宰だと思います。だから彼は天才だと私は思っています。

文学的に高い価値とは何かとか、文学とは人にとってどんなものでなければならない、といった当時の文豪、あるいは批評家たちの論点からはちょっとずれたものをいつも書いてた人で、違う土俵に向かって「評価してくれ!」と叫んでいた感は否めない、という印象があります。だけどそこが可愛い、誰よりも懸命で誰よりも「文学とは何か」を考えた人だと思います。

私は大衆小説だろうが、文学だろうが、難解なシュル小説だろうが、人の心を打つ物語であれば、誰かにとって必要なもの、価値のあるものだと考えています。

(独断と偏見に満ちているのであてにしてはいけません。I♡太宰

太宰治 のリーディング

太宰治 と言えば心中と思う人も多いでしょう。心中という、男女においてのあるひとつの最終地点の印象が強いためか、蠍座が強いと想像する人もいらっしゃいますが、意外なことに蟹座が強いです。でもこの蟹座の強さこそ彼の強みであったと思います。

太陽は双子座の28度。圧迫、逼迫から抜け出すこと、解放と天才的な創造の発動、リスタート、といった意味を受け取りました。前述しているとおり、私は彼を天才だと思っていますから、贔屓目かもしれない。

月は大衆心理を操るとも言われます。その月がホームである蟹座。近寄りがたいインテリといった印象より、人も彼が書くものも、いわゆる「大衆」とひとくくりにされる、その一人ひとりに響く”身近さ”があったのではないかと思います。

太宰治 の月は蟹座でルーラーです。蟹座が強いというのはここにあり。そして太陽と冥王星が合(重なっている)。カリスマ性と死と再生。人生をやり直したいがために何度も自殺未遂したのだろうか? と思いがちですが、私は彼にとっての死と再生とは、中毒や鬱を克服しようと何度も試みたことだったのではないかと思います。

人は誰しも「自分ではどうにもできないもの」を抱えて生きていると思います。それの形やありようは人それぞれですが、それらと、どう向き合うのか、どう共に生きるのかが、その人の生きざまになるのだろうと思います。

月と金星が蟹座で合、というところがなんとも愛されキャラを彷彿とさせますね。愛されキャラというより憎めない人、かな。海王星もそばにあるのでぐずぐず感、じゅくじゅく感ともいうべきか。熟しすぎて腐り落ちそうな果実を思わせます。

吉本隆明さんは生前の 太宰治 に会ったことがあるそうです。その中でこんなふうに表現しています。

「この人はものすごくサービスする人だな、人を拒否することができない人だなっていう印象がもう一つありましたね。」

魚座の火星と乙女座の木星、そして蟹座の海王星・月・金星を頂点とした調停。優しいんですよね、とことん優しい。その優しさは、あらゆる罪(業)を拒否できない、飲み込んで自分の一部に取り込んでしまう優しさです。

自分の中で区切りをつければ多少は楽になれたかもしれないのに、面倒見もいいから区切れなかったのでしょう。本当の深部に入れる人は選んでいたでしょうが、慕ってくれる人たちを邪険にできない(彼なりに、であって邪険にされたって思う人もいたとは思う)人です。だからこそ、彼を女々しいという人もいたのではないかと思います。

冒頭で「蠍座が強いと思いきや、蟹座が強いんだよ」と書きました。蟹座と蠍座は兄弟姉妹のような関係です。どちらも水のエレメントで、甲羅を持つ生き物です。自分の感情に固執するところがあると考えられます。

一方、水星は双子座にあります。双子座にある水星はルーラー(最もその天体らしくいられる場所にあること)。論理的な思考もできるはずなので、受賞できない理由について誰がいくら説明しても納得しなかったのは、受賞できない理屈よりも、受賞させてもらえなかったという感情が優先していたのかもしれません。

双子座の視点から様々な人の業のパターンを見つけ、山羊座の天王星によって人とはこうあるべきだという偽善を打ち破りつつ、牡羊座の土星により人は何を信じ貫くべきか追求し続けた人なのだろうと思います。そしてそれを蟹座の視点から、人の暗闇と光を、誰もの心に響く形に昇華させ、今も新たなファンを獲得し続ける稀有な存在へとなったのかもしれません。

おわりに

このリーディングはかなり独断と偏見に満ちている部分もありますので「太宰ってこんな人なのか!」と鵜呑みにしないでくださいね。彼の小説を読めば、彼という人がどんな人であったかは分かると思います。

 

トップ画像はいらすとやさんからお借りしました。


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